表紙絵からインパクトのある、まさに「バナナ」のことをよ〜く教えてくれる絵本でした。
表紙絵のバナナについているシール!よく見ると男の子がバナナの皮で滑ってる絵です。
そして裏表紙にはそのシール部分がアップになっていて、シールに書かれている字も読む読めます。
昔のマンガなどで、バナナの皮に滑るって逆はきたことありますが、実際バナナの皮で滑ってったことのある人を見たことはないですけどね。
バナナのみの付き方ぐらいは大人の知識と知っていましたが、この本で一番ビックリしたことは、バナナの実についている『すじ』の役目!
こんな筋に役目があったことも驚きですが、その役目が栄養を身に運ぶためのものとは……!!
この話はとても簡潔に楽しくバナナのことを知ることができます。
今はいつでもバナナが食べられますが、何となく南国のフルーツなので、あったかい時期の方が読むのにいい気がします。
小学校の低学年から高学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?読み聞かせにもいいと思います。