息子が5年生の時に、伝記を国語の単元で勉強して以来、私も伝記絵本をこまめにチェックするようになりました。
伝記絵本というとこれまで光村というイメージが強かったのですが、最近福音館書店でも『いつもみていた』に続いてこの『いのちあふれる海へ』が。
『いつも見ていた』も自分が好きなことを職業にした女性で、読んでいて共通項が多い気がしました。
見ていただくとわかりますが、絵がとてもきれいで、私が好きな頁は900メートルの深さまでもぐって見えた光景です。
「海全体のたった5パーセントくらいのことしか、わかっていないと言われています」というくだりにはなるほどと。
身近な海に関して、確かに私たちはそれほどまでには目を向けてこなかったかもと。
海洋学者でもありダイバーでもあるということで、シルビアの行動力と探究心には目をみはるものがあります。
元気な女性のお話を読むとこちらまで元気がもらえる気がしました。