昨年は七夕の季節に、松成真理子先生の「たなばたまつり」をお話会のメンバーに薦めました。
今年お昼のお話会がちょうど7月7日なので読むことになりました。
こちらの作品は、“季節のお話”シリーズということもあって、しっかりと七夕のいわれが描かれています。
内田&山本先生ならではの独特な色調と世界観です。
織り姫と彦星がどうして、年に一度しか会われなくなったかお子さんたちも理解できる事でしょう。
二人が引き裂かれた後の背景の暗さが、彼らの悲嘆を良く表しています。
また、鵲が渡す橋の美しさが際だっています。
天空の世界のラブロマンスが楽しめるかと思います。
さてさて、今年は天の川がみられるかしら?