近所の4歳の女の子に読みました。
「ダメラは、全然ダメじゃな〜い」って大笑い。
私も一緒に大笑いでした。
ダメラのように自分に自信が無くて、自分の気配を消した気でお友達の遊ぶ様子を遠巻きに眺めている子っていますよね。
もしかしたら、みんな大なり小なり自信を持てないところがあるのかも。
そんな子達への応援作品だと思います。
私が気に入ったのは、「ねえ、みんなで あの きのところまで きょうそうしない? ダメラくんも いっしょにさ」ってサラりと誘ってくれたトングラくんの一言。
これで、自分の存在にみな気づいていた事に気づいちゃうダメラのびっくりしているシーンが、とっても好きです。
笑いの中にあったかいメッセージの詰まっているあきやま作品でした。
巻末の「作者から」もご一読ください。