デビット・シャノンとかサイモン・ジェームスとか愉快な絵本を訳している小川 仁央さん訳だったので読んでみましたが、やはり納得ものでした。
お話は、ねずみのお姫様のスミレ姫が、お城の規則に我慢できずに、お城を飛び出して巻き起こす物語。
お姫様ものの現代版といったところでしょうか。
スミレ姫の行動がとてもウイットに富んでいて、読む人を楽しませてくれること受けあいです。
猫とのやりとりは最高としか言いようがありません。
お城の規則を変えてしまうのですから、出来ないと言う前にまずやってみることの大切さも教えてくれる絵本です。
とにかく楽しめる絵本なので、小学校低学年くらいにおすすめです。