グリムのねむりひめはいろいろな絵本があります
牧野鈴子さんの絵が 繊細で緻密に描かれていて絵を見るだけでも楽しめました
子どものいないおきさきさまが出会ったのは かえる「おひめさまはお生まれになりますよ」 かわいいおひめさま
お祝いをするときに おひめさまのゆくすえを守ってもらうために魔女達も呼ぶのだそうです
しかし 13人の魔女のうち12人しか呼ばれなかったのです
ここが 落とし穴なのですね
13番目の魔女は悔しくて「15歳でおひめさまは つむに指されて死ぬ」
(つむとは、糸紬の時、手でよった糸を巻き付ける細い棒のこと)
15歳のおひめさまは 予言通り つむがゆびにささり 深い眠りにつくのです
ひめをたすけたのは 王子です ここからのお話しはハッピーなんですが・・・ みんなが眠りについていて 目覚めるのです
きれいな絵は ますます ハッピーを呼んでいるように思えました
それにしても 魔女の恨みは恐ろしいですね
くれぐれも 足りないからと おろそかにしないように そんな教訓でもありました