インドの作家:コーミラー・ラーオーテ。
絵はインドのイラストレーター:ヴァンダナー・ビシュトです。二人とも日本で出版されている作品はこれが初めての絵本のようです。
作家で詩人の木坂涼さんが邦訳しているせいもあるかもしれませんが、とてもリズム感のある響きの言葉でつづられています。
最初読んだときはお話の流れといい、終わり方といい、インドの昔話なのかな?と、思いました。でも、創作でした。
線の細かいイラストですが、けっそて見づらい細かさではなくて、色合いも個性的で1ページ1ページじっくり堪能できました。
小学校の高学年くらいのお子さんたちからおすすめです。