ブログで紹介されていたので図書館で借りてきました
舞台は太古の時代で、村では12歳になると男子は男屋へ、女子は女屋へ。男子は戦士になるための、女子は結婚のための準備を始める。ところが、アサギは「戦士になりたい」という夢を抱いている
ある時、戦士であるハヤから弓の手ほどきをうけることになる
ハヤの師匠であったサカは「戦士に必要なのはモノノミカタ」だと聞かされるアサギ
そしてある時アサギにも不思議な「声」が聞こえる
読み進めていくうちにどんどん物語に引き込まれてしまう、躍動感あふれる文章が情景を想像させてくれました
アサギと同じ気持ちになって時には悔しくて仕方がなかったり、狩りが楽しくなったり、見つからないかとドキドキしたり・・・・
ラストは様々な思いが折り重なることで、読者自身が自分の人生に役立てていくことが出来るのではないでしょうか
小学校高学年にお勧めですが、ぜひ大人にも読んでもらいたい長編ファンタジーです