図書館から借りてきて、5歳と10歳の娘たちと読みました。
言わずと知れた白雪姫のお話ですが、
この本は割とグリム童話に忠実に再話されてるお話だなーと思いました。
お妃様(継母)が白雪姫のものだと思ってイノシシの子の肝を食べるあたりだとか、
最後にお妃様が真っ赤に焼けた鉄の上履きをはいて一生踊り続けるといったあたりは、
子供たち、結構衝撃だったみたいです。
「こわっ」と言っていましたが、受け入れられる範囲だったようです。
丁寧なお話、という印象も受けました。
「こびとたちがこびとに見えない」と娘たちが言っていましたが、
こみねゆらさんの絵が繊細で素敵でした。
可愛らしい白雪姫も良いと思いますが、
このお話のようにピリッとアクセントの効いたものもやはり良いと思います。
あまり小さいお子さんだと、人によっては怖がるかもしれないので、
4〜5歳くらいのお子さんからおススメです。