「どうぞのいす」の続編。うさぎさんはテーブルを作りました。
みんなが大好きな切り株のある丘へ運んでいきます。「ごろりん、ごろん」。すると、おや?なんだか軽くなった・・・見ると、ろばさんが手伝ってくれてます。おや?また軽くなった・・・きつねさん、くまさん、りすさん、みんなが順番にやってきて黙って手伝ってくれました。ところが切り株(いす)はひとつだけ。そこで・・・
うさぎさんの作ったテーブルにみんなが喜び、わくわく楽しんでる様子がよく伝わってきます。”黙って”手伝うというのもいいですね。「どうぞのいす」と同じように、この作品にも【思いやりの心】がよく現れています。そんなみんなの気持ちを受けて、うさぎさんのとった行動もやっぱり”黙って”。みんなが自分のできることを、ただ黙ってやっただけなのに、こんなにも温かい気持ちになれるんですね。
可愛い絵とお話で、二人の子供も大好きな作品です。