アイスマンと呼ばれる遠い過去に生きた男性の死体。
発見された経緯、少なくとも数年前のものと間違われ、破壊されそうになった完璧な死体。
偶然が重なり最高の状態で保存され、守られてきた身体は当時の生活、姿かたちを知らせてくれる。
どうやって5000年前のものと断定されたか、どうして骨だけなのにその人の顔かたちを推測できるのか、
方法、順序、注意点などを分かりやすくまとめてあります。
有史以前に生きていた人たちがどのように生活していたか、何を食べ、何を使い生きていたかを実感できる本です。
息子も実際に科学が考古学分野でも活用されている事に驚き、繰り返し読んでいました。