数字の国の王子さまなのに、算数が大嫌いという、かける王子さまのお話。
ある日、王子さまはデタラメな魔法で、九九をなくしてしまうのですが、そのせいで町は混乱。
魔法をとくには、数字の森へ行き、九九を全て唱えるしか方法がないと言われ、王子さまは数字の森へ行き、見事に九九を全て唱え、魔法がとけるという、わかりやすいストーリーなのですが、
九九を習うのって確か2年生ですよね?それにしては、ちょっと話が単純すぎるかなぁという感じがしました。
九九を唱えるだけではなく、困りごとを九九を使うことで解決できるということを王子さまが実践してくれたら、もっと九九の必要性が子供たちに伝わるのではないかなと思いました。
そうそう、何気なく表紙カバーをめくってみたら、中は違ったイラストなんですね。これ、気に入りました。