「としょかんねずみ」の3作目。今回は図書館の反対側(ねずみにとってはよその国くらい遠い場所なのでしょう)に住んでいるサラというねずみと出会ったサム。
冒険好きなサラと、本を読むのが好きな慎重派のサムとの掛け合いが、「強い女子と、気の優しい男子」という、人間と近い雰囲気があって面白いです^^
図書館という広い建物、ねずみにとっては地球のように大きな世界。サラに引っ張られながら、あっちの本棚、こっちの本棚…たくさん冒険をするサム。本当に世界一周のようでワクワクしました。
だけど個人的には、1作目と2作目よりはちょっと劣るかなという印象。いきなり他のねずみが出てきたからかなぁ。全開のサムとトムと友情物語を突き詰めるとか、サムの書いた新作の話とかのほうを期待していましたが、ちょっと残念。サムにはもっと本を読んで、もっと本を書いてほしいです。
4作目も出るかな?