かえるくんのシリーズ絵本のうちの1冊です
仲良しののうさぎから今日が特別な日と聞いていてワクワクするかえるくん
ところが周りの友達に、尋ねてみてもそっけなかったりで、一旦は心が沈んでしまいます
このあたりから年長児位は「内緒にしてるんだよね・・・」と感じながらも、かえる君の動向や心の変化をじっと見守ります
そしてお約束どおりの展開に「やっぱりね」と安心する様子を見て、すっかりお話の中に溶け込んでくれる子供たちの心に喜びを感じます
余談かもしれませんが途中でねずみが「ぼくらの一日一日はすべて、とくべつな日だよ・・」のセリフには、感慨深いものがありますが、読み手の大人たちのほうが、心に残る言葉のような気がします