ハウルのシリーズ第3弾にして完結編です。
魔法とは縁遠いお嬢さん学校の教育を受け、大切に育てられたチャーメインは、読書をしていればご機嫌な女の子なのですが、大魔法使いの大大おじさまのお世話に行くことになると言うところから物語は始まっています。
大大おじさまの家はとても不思議な家で
呪文だらけです。
うっかり曲がり角を間違えれば、どこに行くかわからない奇妙な家で、
こわいけれど魅力的。
折りたたまれて、どこに通じているか、なかなか理解できないので、動くたびに冒険です。
前半は何がどうなっているのかさっぱりで、チャーメインや宿無し(わんこの名前)が無事に戻るたびにやれやれ。
でもここの、食事のシステムはかなり魅力的です。
後半に待望のハウル一家登場。
カルシファー頑張っていて、健気で大好きです。
ソフィーとハウルのやりとりもとても面白い。
ラストはパタパタと謎も解けて、とんでもない奴も、やっつけてすっきり!
もう続きがないのがさみしいので、何度も読みます。