ちゃまる お見事!
読後「ブタはともだち」(徳間書店)を思い出しました。
洋の東西を問わず、かたづけの苦手な子はいるもんですね。
いやいや、我が家の息子も、小学生時代とは打って変わって、自分の部屋を散らかしほうだい。呆れて、声も出ません。
さて、お話は、怠け者で散らかしほうだいのぎんた。
野良猫ちゃまるを追いかけると、どうも家さがしを請け負っているようです。
今なら さながら不動産屋さんってところでしょうか。
それならと、ぎんたもちゃまるに、片付いて綺麗な家をと注文を。
この注文の方法も洒落てますね。
さて、どうせ綺麗な家へ引っ越すのだと、ますます家を散らかすぎんた。
でも、ちゃまるはやって来ず、様子を見に行くと、・・・・・・。
なんとも賢く恐ろしいちゃまるの働き。
この後のぎんたの慌てように大笑い!
エンディングまで、お見事でした。
この作品を見せたら、「この部屋にはね、無秩序の中に秩序があるんだよ」って、憎らしい言い訳をする我が息子。
ちゃまる〜、我が家にも来てぇ〜!