内田麟太郎さんの絵本は、たくさん読んだことがありますが、童話は初めてだったので、どんな風に展開するんだろうって、期待いっぱいでした。
穏やかな冒頭、急展開の中盤、絶体絶命の山場を越え、まさかまさかの結末でした!
途中から、(これ、ナンセンス??)なんて思いが頭をよぎりながらも、ドキドキ・ハラハラの展開から目が離せませんでした。
何よりも、ぼくを救おうとする、仲間たちの思いに胸が熱くなりました。
それでも、(もうだめ〜っ!)と、目をつぶりかけたその時、さらにありえない展開が!!
かぎりなくホットで、ちょっぴりシュール。内田麟太郎さんのふたつの魅力が、両方味わえるおはなしでした。
娘の反応も良かったです!