哲学的な絵本でした。
作品の序盤の方で、
いくつかの食べ物が「ぼく」のお腹の中へ入っていくとき、
きみは ぼくが すき。
ぼくは きみが すき。……
あっ のまないで(たべないで) ぼくがいなくなっちゃう!
というやりとりが描かれているので、感の強いお子さんに読む時はちょっと気をつけた方がいいかも…と、思いました。
高畠線の絵がサラリとしていて見ているだけで面白いので、一見4,5歳くらいから小学校の低学年向けくらいの作品にも見えますが、
やはり哲学をテーマにしているので、低学年のお子さんより高学年や中学生・高校生向きではないかな?と、感じました。