このスケールのでっかい絵本はなんだ!?
ページの大きな挿絵は、南極へのあこがれで描いた
世界中の子ども画伯の作品だ。
ページのそこここに描きとめられた挿絵は
実際に南極航路で体験・見聞した記録だ。
乗り込んだ船の大きな見取り図、スナップ写真いっぱい、
乗組員一人ひとりの名前、みんなの衣装そのままに
楽しく手をつないだイラスト。
日々刻々と変わっていく氷山の写真、大空のオーロラのこと、
ペンギンやクジラの話はもちろん、
昔むかしここに挑んだ勇敢な探検家たちのこと…。
一冊の絵本に入りきらないほどの南極日記。
百聞でも、一見でも、体験でもおさまらないぞ。
著書アリソン氏の発想に驚く、
30日の船旅を終えて、何もなかったように
家へと帰っていく父と子なんだから。
とっても爽やかなおどろきだよ。
感謝、感謝。