アフリカのストリート・チルドレンの実話だそうです。
家族や自分自身の事を考えさせられる、簡潔で感動的な本だと思います。
両親を喪って育てられていたおばさんの家から、兄のダウディと脱け出した四歳のツソ。
様々な出来事を乗り越えて、ツソ一人アルーシャの寄宿舎に迎え入れられます。 幸運なストリート・チルドレン物語ですが、タンザニアの厳しい事情も知ることが出来ました。
成長して久しぶりに帰った時の感動的な再会は、ドラマチックで、苦難を乗り越えてきたツソへのご褒美だったのでしょうね。
読みやすくて、あっという間に読み終えてしまいました。