息子が一年生の頃、とても好きだったぼくはめんたんていシリーズです。
新刊として続きが出たことを知り早速読んでみました。
小さな子が大人びた口調でまじめに事にあたる、大人から見るとなんだかとてもかわいく思ってしまうのですが、子どもたちにとってはそれが等身大なのかもしれないと思いました。
朝、学校へ行く前の息子を送りだす前に、「おかあさん ○○探して」と言われるたび、このシリーズのネートのことを思い出します。
無事事件を解決して食べるパンケーキはたまらないおいしさだろうなぁと思いつつ、私も息子を送りだしてほっと一息つくのです。
シリーズが進んでもロザモンドのキャラクターは相変わらずで、いろいろなところでクスクスッと笑ってしまいました。
幼年童話として最適な分量と楽しさなので、絵本から児童書への移行期の子どもたちにも読んでもらいたいですし、子どもの頃にこのシリーズで育った人たちにもお勧めしたいです。