「ぼく」の幼稚園バスの運転手、おおやまさん。
おおやまさんは無口でいつもこわい顔をしているから、人気がありません。
でも、ぼくはあるひ・・・みてしまったのです。
ぼくだけじゃなく、
ゆかりちゃんも、たいちくんも、そして節分の日、とうとう みんなも・・・!
おおやまさんは、本当にこわいおじさんなのかな?
いいえ、本当は、本当は・・・。
読み終えてからまた読み返すと、おおやまさんに対する気持ちがガラリと変わります。
バスのそばで遊んでいると ものすごい形相で怒られるという噂は、きっと本当の事なのでしょう。
けれども、それも理由があっての事なのです。
おおやまさんの本当の姿が見られて、私も良かった!
最後のページに、思わず笑みがこぼれてしまいました。