お世辞にも・・良い人そうと言えないおおやまさん。
本当、怖そうな顔つきです。幼稚園のバスの運転手なんてあまり向いていなさそうに見えます。愛想も悪く、笑わないなんて・・それは子どもに人気がないのも納得です。
でも、そんなおおやまさんの真の姿を子どもたちは見ているんですね。
怖そうな人、冷たそうな人の優しい一面を見ると急に嬉しくなって大好きになることは誰にでもあると思います。
子ども達の目線で、おおやまさん・・怖いけど実は、本当は優しい人なんだよというストーリーがとても温かくて、余計な言葉がないけれど、最後にぐっとあふれてくるものがありました。
いつも近くで、子どもたちのことを見てくれていたんですね。
仏頂面だけど・・心の中は子どもたちのことをずっと優しく見守っていたおおやまさんの人柄に触れて、温かい気持ちに包まれました。