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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ボールのまじゅつし ウィリー」 ランタナさんの声

ボールのまじゅつし ウィリー 作:アンソニー・ブラウン
訳:久山 太市
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1999年
ISBN:9784566003897
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,193
みんなの声 総数 18
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  • サッカーが上手になる まほうのくつ?

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    アンソニー・ブラウンさんの描く動物はあまりにリアルで
    ちょっと苦手な絵だったのですが、
    サッカーが好きな息子にいいかも?と手にとりました。

    サッカーが好きで、懸命に練習するチンパンジーのウィリー。
    でも、専用の靴が買えず、試合に出たことはありません。
    また、道路の継ぎ目は踏まない等のルールを決め、その通りに暮らしています。
    ある日、時代遅れのジャージを着た不思議な少年に、古い靴をプレゼントされます。
    その靴を履くとサッカーが上手くなり、試合の出場が決まりますが、
    試合当日、魔法の靴を忘れてしまいました。
    さぁ、どうする?!

    読んでいくうちに、リアルなだけでない、細やかに描きこまれた絵が、
    物語に絶妙に絡んでくることに気づきました。

    不思議な少年は白くぼうっとしていて、影がないこと、
    飾られている写真で、物語に直接登場しないパパの顔が分かること、
    寝坊して駆け出すウィリーが、道路の継ぎ目を踏んでいること、
    試合の帰り道、ウィリーが悠々と道路の継ぎ目を踏んで歩いていて、
    空の月は誰かの顔そっくりな模様で微笑んでいること・・・

    嬉しくて、つい「これ見て!」と指差してしまいました!

    自分に自信を持てなかったウィリーが、
    魔法の靴にきっかけを得て、積極的になり、
    サッカーも周りの人(ゴリラ)との関係も変わっていくストーリーは爽やかで、
    しみじみしたラストも良かったです。

    きっかけだけ与えて、あとは子どもを信じて見守る、
    私もそんな親になりたいなぁ。

    サッカー好きの息子も気に入って、
    読み聞かせの後、もう一度一人読みしていました。
    サッカーを好きな子はもちろん
    そのお父さん、お母さんにもおすすめの絵本です。

    投稿日:2011/09/22

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