トマトンがまるでうちの子みたいで他人事とは思えなかったです。うちの子も人見知りが酷くて、いつも園に送っていくと大泣きをしていました。それからも当分泣いてしまっていたり、お弁当お食べてくれなかったり、本当に心配がいっぱいでした。
でも徐々にお友達も出来て、少しずつ自分という物を出せてきたみたいで、頑張ってくれたと思います。少し慣れてくるとトマトンのように表情にも笑顔が見られるようになって親としても嬉しかったのを思い出しました。
みんな一人一人違うように、いろんな性格の子供がいると思います。恥ずかしがり屋で引っ込み思案な子は、他の子よりは時間が掛かるかもしれないけれど、その子なりになにかのきっかけを見付けて頑張っているんだと思います。
トマトンを読んでいて、自分の子供の事を思い出して涙が出てきました。とても素敵な1冊で、素敵な育児のヒント、そして、頑張る子供を応援してあげるおまじないをこの本で教わった気がします。