カボちゃんシリーズが大好きな5歳の息子と読みました。
これはトマトンの話でした。
ジーンときますね。トマトンが家族の皆に魔法をかけてもらうところなど。
そうやって、泣き虫でグズグズしていたのが、
いつの間にか乗り越えていくのですね。
泣き虫だった息子と重ね合わせてしまいました。
そして、トマトンが健気で、胸がキュンとなりました。
もうすぐ出産するママのために、我慢してお手伝いをするところ。
最後に泣いてしまいますが、「たくさん泣いてもいい」というママの魔法もステキでした。
このシリーズを読むと、幼い頃の自分の葛藤や不安などの気持ちがよみがえり、
とても懐かしくなります。
大人ではほんのちょっとの出来事が、子どもにとっては乗り越えるべき大きな事件だったことを思い出します。
息子の気持ちに寄り添い、励ましていきたいと思うことのできる本です。