宮沢賢治の名作、「銀河鉄道の夜」。色々な出版社から出ているけれど、こちらが超絶おススメ!この画家は宮沢賢治を大変研究した方ではないだろうか。暗闇の中でキラキラと光る鉱物的な質感と、幻想的な世界感を、この絵は大変うまく表現している。
絵本は、文字だけでなく絵も使って、想像の世界を広げ、心をより豊かにしていくものだと思っているのだが、その役割を全うした作品だと思う。
娘はもう絵本を卒業した年ではあるが、寒い夜、娘のベットでこの本をめくりながら、宮沢賢治の世界に二人で浸るのはとても温かい冬の過ごし方になりそうだ。