2匹の犬が骨を見つけます。「ぼくがさきにみつけた」「ぼくがさきにさわった」とどちらのものか言い合いになります。そこで出合った農夫・やぎ・床屋に聞いてみるのですが、教えてくれません。最後に大きな犬にあって聞いてみると、骨をその犬に横取りされそうになります。そこで二人で力をあわせ骨を奪い返し、二人仲良く骨をしゃぶりました、というお話です。
絵の色合いが赤・黄土色・黒・白とちょっと地味なため、初めて読んだ時はピンときませんでした。子供にもちょっと難しいかなと思いました。
ところが娘に聞いてみると、途中床屋見習いにに毛を切る練習台にさせられるのですが、とっても変に切られてしまうのです。そこが面白いと。
先日久々に読んでみたところ、子供も少し大きくなり内容が理解出来てきたのか真剣に聞いていました。
ちょっと大きくなってから(5歳くらいから)読みきかせるといいかと思います。