以前いたきりんが死んでしまって、
今はこの動物園にはきりんがいません。
きりんがこの動物園に来るのを
楽しみに待っている男の子が主人公です。
私の息子もきりんが好きですが、
この主人公の子と同じで、
きりんがどうやって遠い外国から、
日本の動物園にやってくるか、
なんて考えたこともないと思います。
頭をずっと曲げたまま飛行機に乗らないといけないとか、
暑さが違うから体調を崩すかもとか、
お母さんと一緒にいられないとか
様々なリスクを背負ってやってくるんですね。
この絵本を通して、生命って尊いんだよ、
ということを少しでも息子に伝えられたと思います。