ワンダー民話館を、幼稚園で年間購読しています。
その中の一つ、「わかがえりのみず」は・・・
むかし、じいさまとばあさまがいて、じいさまが山の畑に草取りに出かけます。
そのうち、のどが渇いてがまんできなくなって、水を探しに行きます。
探して探して、ようやく小さな泉を見つけます。
その水を飲むと、なんと、じいさまの腰がしゃんとのび、顔のしわもなくなっていたのです。
じいさまは、とんで帰るとさっそく、ばあさまに話します。
ばあさまも若くなりたいと、その小さな泉を探しに行きます。
ばあさまは、あっぷら、かっぷら、息もつかずに飲みました。
「もっと、わかくなりてえ」
ばあさまは、飲み続けたため、とうとうあかんぼうになってしまったということです。
最近、娘も長い話も聞けるようになったので、昔話も読んであげるのですが、昔話のよさも改めて感じるようになりました。
この話も、欲を出すととんでもないことになるということですよね。
これからも、機会があれば、昔話を読んであげようと思います。