うちの息子に、おおうけを通り越して、バカうけした絵本でした。
ペンちゃんギンちゃんは、仲良しのペンギン。
ある日、つりに出かけます。
釣れた、と思ったら、逃げられてしまう。
「あーあ、大きい魚だったのになあ」
「ちがうよ、ちっちゃな魚だったよ」
「なにいってるのさ! あの魚はおなか(見えない部分)が大きかったんだよ」
二人の、みえっぱりの応酬が、心底笑えます。
宮西さんの、この絵がまたとびきりユーモラスで、思わず口がほころびます。
最後のおちも、ふきだしてしまいました。
こういったお話を書かせたら、宮西さんの右に出る方は、余りいらっしゃらないのではないでしょうか?
このペンギン達の会話は、ぜひ、おおげさにやって差し上げてください。
子供にものすごーくうけます。
ただし、風邪でノドがやられている時などにはおすすめできません…
私はセキがひどいのに、何度も何度もリクエストされて無理やり声を張り上げていたら、酸欠で倒れそうになりました。
(セキが出ないように普通に読んだら、「それじゃ面白くない」と息子にダメだしされましたので…)