かいじゅうと聞いて,息子は恐竜みたいな生き物を想像したようですが,この本のかいじゅうは,変わった動物という感じです.
誰かに嫌なことをするわけでもなく,暴れてばかりいるわけでもないのに,他の動物たちに嫌われているかいじゅうがとてもかわいそうでした.
自分を嫌う動物たちが困っていたら助けてあげるやさしいかいじゅうになれたのは,初めての友だちである小さな木の芽から,ありがとうって言ってもらったり,楽しくおしゃべりしたり,仲間がいることのすばらしさを教えてもらったからなのかな.
これからは寂しくないですね.よかったです.