このレビューコンテストで、このシリーズ絵本を知らなければ、
手に取らなかった分野です。
お蔭で、この前、本屋さんに行ったときに初めて目にとまり、
いろいろ出ててるんだな〜と、改めて驚きました。
トリケラトプスたちが大活躍する恐竜絵本シリーズの第2弾!
第1弾の続きの話になっているんですね。
主人公たちは、第1弾でおなじみのビッグホーン、リトルホーン、プテラぼうや。
カルカロドントサウルスの「カルドン」との戦いが終わって帰るところから始まります。
ということは、前途多難?
案の定、ウミトカゲのモササウルスという恐ろしい恐竜が出てきました。
なんて迫力!
そして、ビッグホーンの一撃!
も、すごかったけど、全然歯が立たない・・・
どうなるんだろう。と、ドキドキのしっぱなし。
そうしたら、エラスモサウルスが助けに来てくれて、
また、その戦いのシーンもすごい!
迫力満点の恐竜絵本、きっと、これからもいろんな危機に見舞われるだろうけど、
その度に、誰かが助けてくれたり、いろんな知恵を使って、
乗り越えていくんだろうな〜って、
これからの活躍が、もっともっと見たくなりました。
そして、忘れちゃいけないこと。それは、この恐竜絵本には戦いだけでなく、
仲間を守る勇気、優しさにあふれています。
きっと、子どもたちは、主人公たちに憧れ、勇気をもらうに違いないと思います。
恐竜たちの行動や生態、色彩に至るまで、
作者は、想像を駆使して描いているんだろうなあ。
そして、きっとこんなドラマが繰り返されてるだよ〜なんて
想像しながら物語を書いているんだろうなって思うと、
恐竜の世界もすてたもんじゃないなって思いました。