え? そういう結末なの? とちょっと驚きの展開でした。でも、読み終えた後、結構ジーンときて、素敵な話だなと思いました。
自分の娘だと気づかなかったおばけには、あら... って感じだったけれど、姿が消えてしまう可能性があるのにケーキを届けに行ったところに、本当の愛を感じました。
おばけは消えてしまうと無になっちゃうの?とちょっと深刻に思いましたが、この前半と後半では主人公がすり替わっているところが、なかなか展開が面白くて、よい話だなぁと思いました。読後が、まるで、しっとっりとしたスポンジのショートケーキを食べた感じがするほどでした。