読み終わった後の気分は最高でした。
小さい子なら、他人が持っているものを
いいなと思うと、平気でそれちょーだい!と
いえると思います。そして言われた方も
いやだよとあっさり言えると思います。
そのやり取りの繰り返しなんですが、
どうしても欲しいと思い、代わりの物を差し出し
なんとか手にしたかったほどの、そのものが、
あるひ、ポロンと落ちていた。
やったー!と思わずに、あの子に届けようという
展開に、驚きました。
私は、手にしたはいいけど、それが後にばれてしまい、
ケンカして仲直りという、シンプルなのを想定していましたので
そうじゃなかったこの展開に、心打たれました。
小さい子は素直で、悪いことなんか
できないんだなと思いました。