図書館の「赤ちゃん絵本コーナー」に並べてありました。
可愛らしい表紙絵におもわず手に取りました。
これは赤ちゃんに読むというよりは、姉弟ができるお子さんと読むのも良いかも。
あなたもこうだったのよ〜。
あなたもとっても可愛かったわよ〜。
などど会話を楽しみながら。
そして、私のように赤ちゃんの匂いが家庭の中から消えてしまった「元赤ちゃんのお母さん」にもたまらない作品だと思います。
トンパちゃん一歳前までの様子を、お母さん的な優しい眼差しでの描写です。
口を開きっぱなしで、目尻を下げて懐かしいおもいで読みました。
赤ちゃんのなんともいえぬ何気ない可愛らしい瞬間がとらえられていて、ミルクの匂いが立ちこめてきそうです。
あ〜、やっぱり子どもは3歳までに親孝行をしてしまっているのかも。
もう、なにも息子に望むまい
なんて、妙に殊勝な心境になりました(笑)。