読み聞かせの日がたまたまハロウィンだったので、いい絵本はないかな、と探して見つけたのがこの絵本です。
つい数日前もハロウィンでコスプレをした大人が街で暴徒化したなどとニュースで流れていましたが、こんなのを目にした子供達はハロウィンの本来の意味を誤って受け取ってしまうんじゃないか?
本来の本場のハロウィンの雰囲気を感じ取ってもらえたら、という思いもあって選びました。
引っ越してきたばかりのケンちゃん(多分、小学校低学年くらい)は、隣の家の玄関に変な顔をしたカボチャを見つけます。
その家の男の子にかぼちゃの意味を教えてもらい、急いで自分の家でもお母さんとカボチャのちょうちんを作ります。
そしてその夜、お化けに扮した子供達に一緒に行こうとケンちゃんも誘われて・・・。
ハロウィンの夜のドキドキ、ワクワクが素直に伝わってくるお話です。
知らないお家を訪ねるドキドキ、お菓子をもらえた嬉しさ・・・。
お友達との共有体験ってとても大切で、一生心に残るものだと思います。
最後に「明日もあそぼう」と隣の家の男の子と約束し別れるのですが、
引っ越してきたばかりのケンちゃんにお友達ができた結末も良かったです。
読み聞かせの終わりに、クラスのみんなで「トリックオアトリート!おかしくれなきゃイタズラするぞ!」と叫んで終了しました☆
(読み聞かせ時間7分半くらい)