「同じことの繰り返し」に飽き飽きして、いつもとちょっと違うことが起きる奇跡を楽しみたい。
面白いことをやってみたい。自分(作者)が楽しいと思うものを作りたい。という気持ちはよく伝わってきますが、
この作品は作者にとって初めての絵本ということで、
何となく、何となくですが、読者である子ども達が読んだ時のことまではあまり考えていないような感触を受けました。
悪くはないのですが、子どもたちの目線で見たら、もう少し違った描き方もできたのじゃないかな?と…。
しいていうなら、もう少し落ち着いて1つ1つの音連れた町や風景、バスが高くなっていくシーンを丁寧に描写して見せてほしかったです。