娘が図書館で「絶対これを借りる」といって譲らなかった本です。
何が娘の心を捉えているのか・・・。
近頃、ねずみ年のためか、ねずみの物語ばかり読みたがります。
そして、この本も、ねずみの夫婦の歯医者さんが
わざわざアフリカまで出かけていって象の虫歯をなおします。
「アフリカには腕のいい歯医者がいないのか?」という大人の疑問をよそに、
客船で旅をして現地に向かうねずみの歯医者さん。
とてもとても夢があります。
また、むずみ歯科医が拉致されるシーンなど
手に汗握るドキドキ感。
読み終えて娘は「ほらね、すごくおもしろかったでしょ」と
自分の選ぶ本に間違いないとでも言いたげな得意顔。
翻訳もとても読みやすく
(あまり砕かず、味も素っ気もない感じの訳なんですけど)
飾り立ててない感じが私は好きです。