作者のメラニー・ウォルシュさんの絵はとっても可愛らしい感じでしたが、この作品では小さな子どもたちにも理解できるようにと書かれた「身近な人の死」について描かれた作品でした。
「死」について語っていますが、中身は子どもたちの好奇心を盛り立てようとしているためか、仕掛け絵本になっていますし、表紙絵は明るいブルーでピンクのお花まで散っていました。
なので、タイトルや内容のわりに全然重たい悲しいイメージは感じませんでした。
この作品に触れて、話して小さなお子さんたちが「死」について理解できるかどうかはわかりませんが、
身近な誰かが亡くなった時、その誰かがどこへ行ってしまったか考えるきっかけにはなりそうな気がしました。