主人公のねずみが家を出て、今まで怖がっていた森へ行きます。森でいろんな自然の美しさや生命の息吹を感じて、森は怖くなくなり、家へ戻るというもの。
子供に何かを克服させるときに適した本だと思います。
ただ、大人が読んでちょっと惜しいかなというのは、まず1つはオチかヒネリがもう少し欲しかった。純粋に子供向けならなくていいけど、これは子供向けだけではないような気がしたので、もう少し何かひねりがあっても良いかと思います。
もうひとつは、主人公がねずみなことの必然性が分からない。人間にしたらだめなんだろうか?ということ。
でも、とにかく悪くはないです。