すごく教育的な絵本でした。でも、全然嫌みがなく、そして、ストーリーの展開が上手いなぁと感嘆してしまいました。もしかして、作者のつがねさんの経験からこの話を作られたのでしょうか?
次期4年生になる息子に読ませたいです。恥ずかしながら、ウチの息子は、ななちゃんと同じで、全部、1つの箱につっこみます。だから、行方不明が非常にあります。でも、親としては、片付けないよりマシだと思っていましたが、それじゃ駄目ですね。「物には戻りたい場所がある」という文に、ハッとしました。再教育が必要ですね。
それにしても、ななちゃんと作者のつがねさんのお顔がそっくりです。やっぱり、作品って作者にとって子供のようなものなんだなと、つくづく感じてしまいました。