「全ページ試し読み」で、つがねちかこさんの作品に初めて触れました。
こちらの絵本は、やさしいタッチのかわいらしい挿絵と、読みやすいフォントに文字量です。3〜6歳ぐらいの子どもにぴったりの内容だと思います。うちの5歳の息子にもちょうど良かったです。
うちの子供たちは、お片づけが大の苦手です。
でも、最近の子はおもちゃや道具が多すぎるから、とか、自分も子供の頃片付けが大嫌いだったしな…と目をつぶることもあれば、あまりの散らかりようについガミガミと叱りつけることもしばしば。
この絵本にインスピレーションを受け、これじゃいかん!と反省。
この絵本の主人公のななちゃんだって、おもちゃをたくさん持っています。でもそれは片付けられない理由にはならない!なぜ散らかしっぱなしじゃいけないのか、なぜ全て一緒くたに放り込んじゃいけないのか、どうやったら次に遊ぶ時も出しやすく片付けられるのか、そしてスッキリ片付いた時の達成感や清々しさについても、この絵本を通して穏やかに子どもと対話が出来そうです。
子どもだって、ただガミガミ片付けろって言われても、やり方がわからなかったり、つい元の場所を忘れてしまうことも。親に一貫性がなければ混乱もする。この絵本を参考に、子ども達自身が気づき、工夫をして、楽しくお片づけができるよう、親子で一緒に考えたいと思います。
そしてまた、のど元過ぎて散らかり始めた頃には、この絵本を読み直してお片づけにリトライできそう♪