裸木が一本。
ナレーションに従って、木の枝を触ったり、こすったりすると、
次のページで、木に変化が起こる趣向。
本をゆすって、花びらが落ちる様はやはり見事です。
息を吹きかけたり、手をたたいたりして変化するとは、仕掛けもないのに、
やはり魔法そのものです。
『まるまるまるのほん』と一緒に、小学校のおはなし会で読みました。
もちろん、みんな一緒に息を吹きかけたり、手をたたいたりしてくれました。
『まるまるまるのほん』とは、全く違う作者ですが、内容的には、少しバージョンアップ、といったところでしょうか。
1から10まで数えるところなどもありますからね。
でも、木の様子がとても美しいので、小さい子からでも、自然を体感する意味でも、
楽しめると思います。