この本にはいい意味で裏切られました。
本を開いたときピーターラビットと同じにおいを感じながら
「こんな真面目な絵なのに、面白いじゃん。この本いいよ〜。」
という感じでしょうか。
レビューも少なく評価もさほど高くないのが不憫に感じたので早速投稿しなくちゃと思ったくらいです。
幼年童話で長そうだったので、2話くらい読んでやめようと思ったのですが、面白いので一気に4話読みました。
くまくんのおかあさんはやさしくて本当に理想的なお母さんというところが読んでいて後ろめたい気がしますが、
「これはくまの話だからね。」
と自分の中でも割り切れるところがいいんです。
どのお話も良かったのですが我が家では「くまくんのつきりょこう」が特に好評でした。
子供のイマジネーションもかわいいし、頭にかぶっている箱も笑えました。
くまくんのイマジネーションに付き合っているおかあさんもナイスです。こんな会話をすると子供って楽しんだろうなと見習いたいと思いました。
表紙をみて、あまり面白くなさそうと思っている人はちょっと読んでみてください。