私、お神楽って聞いても全くピンとくるものもなく、興味もなかったんですが古書のまとめ買いで一緒に買って本棚に入れときました。
そして、息子が「これ、買って〜」と持ってきたのが、このおかぐらでした。
図書館の本と勘違いしていたようで、「これはうちの絵本だよ」と言うと「買ってきてくれたん?ありがとう、めっちゃ面白くて欲しいなって思ったやつだから嬉しい」と喜んで、数日間は毎日読んでました。
そんなに面白いなら、と私も読んでみると、田舎の昔ながらの雰囲気が漂っていて、用意から始まって、神様やら龍(八岐大蛇)など登場するお神楽というものの舞台の様子が丁寧に、臨場感たっぷり描かれていて、なかなか興味深いものでした。
ラストはくにちゃんの夢の中のシーン。可愛らしくて夢があってよかった。舞台は途中で、くにちゃんが寝てしまったのでラストまで描かれていないのですが、舞台上のラストが気になるという息子に八岐大蛇と須佐之男命の話を聞かせてあげました。