大好きな長谷川義史さんの絵本となると、読む前から、笑いの期待感が高まります。すでに、表紙の男の子の度アップで、「しってるねん」と言っている姿だけでも、何かが起こりそうな予感がします。
そして、読んでみて、見事に期待を裏切らない楽しさでした。
「こんにちは」と、挨拶されて、取れあえず挨拶し返したけれども、誰だったかさっぱり思い出せない時って、ありますよね。そんな時、頭の中で、今までのデーターを高速回転でめくって思い出すものなのですが、そんなささいな日常を漫才のような楽しい関西弁で描いています。
大阪人の男の子になりきって読むと、とっても楽しいですよ。
家の子供たちには、バカうけでした。