とにかく絵がすばらしい!
ダイナミックかつ繊細な木版画に目を奪われます。
鮮やかだけれど落ち着いた絶妙な色合い、幾重にも交差する木目の味わい…。どれだけ眺めていても飽きません。
外国の方が描いているのにどこか和風な感じもして不思議だなあと思っていたのですが、最近、マーシャ・ブラウンが日本人に師事していたこともあるということを知って納得しました。
カバーや中のページの紙質などにもこだわって作られたのではないかと思う美しいこの1冊。いつまでも大切に手元においておきたいと思う本です。
正直、子供の反応はいまひとつでしたが、それでも、この絵の見事さには圧倒された様子でした。
もう少し大きくなってからまた読んでやりたいと思います。