なんじゃもんじゃの木が水を吸い上げる「ピトトトト」という命の音は、くまのクータにしか聞こえません。
春になると、なんじゃもんじゃの木は真っ白な花を咲かせ散る姿は、まるで春の雪の様。
クータ達は、なんじゃもんじゃの木のまわりで春の雪祭りをします。
そんなある日、春の大嵐が来て、なんじゃもんじゃの木を根こそぎ倒してしまいます。
なんじゃもんじゃの木が枯れてしまわないように、森の動物達は、必死に木を守ります。
大変な時期もありましたが、動物達の姿には、感動を憶えました。
友情も素晴らしいし、一つの命を尊ぶ姿は、子供達に教えたい。
絵も優しい絵で、クータ達の優しさが伝わってくる絵です。
なんじゃもんじゃの木も美しく、娘はこの木に会ってみたくなったみたいです。
「なんじゃもんじゃの木に会いたいな。
クータ達に会えるかな。」