コロボックル絵童話第2作。
佐藤さとるさんと村上勉さんのゴールデンコンビ(と私は思っています)による絵本。
どちらかといえば、童話に近い感じがしますが、村上勉さんの素晴らしい絵を見るだけでも、素敵な気持ちになります。
文章が長いので、ちょっと大き目の子供に読み聞かせをするのがいいかも。
佐藤さとるさんのお話を読んでいると、情景が次から次へと浮かんでくるのでとても楽しいです。
是非ともお子さんの想像力を育ててあげてください。
おはなしは、人間の小指の半分くらいしかない大きさの男の子が主人公。
冒険好きのトコちゃんは、ふねがほしくてたまりませんでした。ふねといっても、ただのはっぱです。はっぱのふちを、上手にまるめて、水がはいらないようにしただけのものです。ある日、トコちゃんが池のふちを歩いていると、人間が作ったささぶねを見つけます。トコちゃんは、さっそく乗ってみることにしました。
トコちゃんの冒険が始まります。
最後に、トコちゃんが通った道の地図があります。
読み聞かせを終わった後に、親子一緒に見るのも楽しいです。